新年の御挨拶

二日から仕事ということもあり、出掛けることも出来ず
一人暮らしのせいか早目の晩飯と風呂も済ませて
明日の朝食の準備も整ったので、新年のご挨拶を
本年もツマラナイブログになるかもしれませんでしょうが
近況報告がてら、ダラダラと綴っていきたいと思いますので
よろしくお願いします



さて、慌しい中、新しい職場にも慣れ、部屋を見つけることも出来て
なんとか新年を迎えることが出来たのですけど
昨年は、久しぶりに慌しい後半戦でした
まさか転職を1年のうちに2度もするだなんて考えも及ばなかったですわ
夏にやっていた粗大ごみの回収作業員も良かったんだけど
どう考えても、後々のうちに規模縮小して人員整理が始まるだろうなと思える節もあったので
今回、転職のお声が掛かった所に来たわけですが
これが良い結果になるのか、そうでないのかは、まだまだわかりません
とりあえず何とかなるように精進していくしかないでしょうな



そんでもって、転居してしばらくネット環境もなく
やることといえば読書してるか、アケゲーのLoVをすることしかなく
アケゲーばかりしてたら散財激しいので
必然的に出費を抑えようとしたら読書するしかなくなるわけ
そうして、こちらに来てから読んだ本は端折って紹介すると

京極夏彦著「数えずの井戸」
江戸怪談話シリーズの本でございます
題材は「番町皿屋敷
なぜ番町皿屋敷なるものが出来上がったのか
これを著者特有の解釈の元に別の話に仕立てた作品です
最後の方に、あ〜、こうすれば確かに怪談話になるかもな〜という要素を入れて
話しを締めくくられてます
面白い本でしたが、新書版で770ページは、さすがに分厚いですw
それ相応の覚悟がないと読破出来ないでしょう
でも読み応えがある一冊でした


次が、太田紫織著「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」2巻3巻
ラノベです、故郷の旭川が舞台になってるので
ある程度土地の知識はあるけど、ちょっと無理があるんじゃね?という地理感覚が出る
それ以外はラノベだな〜っていう感じですね


その次の読んだのが
神永 学著「心霊探偵八雲 〜 いつわりの樹」
本編とは離れた、アナザーストーリーです
本来は舞台上演用に書き上げられた作品を新聞掲載用に書き直して
更に小説用に加筆訂正して書き直したのが、この作品です
今回の事件解決の鍵を握るのが、臆病者の石井刑事
彼がどのようにして動いて、周りがどういう動きをするのか
そして、それを解決する為に八雲が、どう対処していくのか
石井刑事にイライラする場面もありますが、本編に負けず劣らずの作品でした


最後の紹介が
上橋菜穂子著「流れ行く者」
守り人シリーズの主人公バルサの幼少期の話しです
幼き頃のタンダも出て来ます
本編には、あまり出てくることがなかった養父ジグロも話しの中心にいます
やはり、この人の話しは真がしっかりと出来上がってるだけに
安心して読みきることが出来ました
バルサの幼い頃ってこうだったんだな〜と、わかる一冊です
ただ一つ不満があるとすれば、前にも書いたが
どうしてこの人の作品が児童文学なんだ?
これだけキッチリとした作品なら、児童文学の枠を取った方が良いとおもうんだけどね〜