奏者3




内容(「BOOK」データベースより)
闘蛇と王獣。秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天に舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。傑作大河物語巨編、大いなる結末へ。



重厚な一冊なのに一気に読み上げれてしまった
戦争というモノを題材の一部に取り入れながら
それに翻弄されていく親子の物語でもあります
幼い頃に主人公エリンが開けてしまった扉
秘密が解き明かされた時に、そこには何が待っているのか
このような形で閉じていくというのは悲しいものがありました
やはり、この物語を児童文学と定義づけるには惜しいシリーズです