読後






内容(「BOOK」データベースより)
王国の行く末を左右しかねぬ政治的運命を背負ったエリンは、女性として、母親として、いかに生きたのか。エリンの恩師エサルの、若き頃の「女」の顔。まだあどけないジェシの輝く一瞬。一日一日、その時を大切に生きる彼女らのいとおしい日々を描く物語集。エリンの母ソヨンの素顔を描いた単行本未収録短編「綿毛」収録。




本編の闘蛇編、王獣編(前編)探求編、完結編(後編)の空白期間がどうだったのかという短編と
若き頃のエサルの破天荒な行動と葛藤の日々を綴った短編
そして物語ではあまり語られることがなかった
エリンの母親が何故一族から離れ、一人で生きていく決意をしたのかを語った短編
どれを取っても面白いが、コレを読むことによって
エリンとイアルが何故結ばれ、子を産み
空白期間はどのように生活してきたのかを知ることが出来る内容の本です



こういう外伝の本って老齢なサブキャラがどのような若い頃を過ごしてきたのかを知るだけでも
面白く読めるんですよね
それだけでも薦められる一冊です