古書


内容(「BOOK」データベースより)

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった―。女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。



以前、作者が語っていたサイドストーリーです
主に本編の後日に起こっていた事を書き下ろしたものです
作中として変ってるのは
栞子と大輔が結婚していて子供がいるということ
子供は、やはり栞子の子だけあって本の虫で無類の本好き
親が困るのを他所に、いろいろな本を読み耽ってしまうところまで
母親そっくりときてる
作中の話としては、娘が大きくなっていて
本編の時期よりも、7年も後の時代から入るのですが
娘に教えてあげるという形で時代を昔に戻して話を進めて行きます
登場人物も、その時の登場人物達が出てくるので
ほぼほぼ違和感も無く読み進めていけると思います
読みやすいので、週末に一気に読むのが良いかもしれません