古書



内容(「BOOK」データベースより)

ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。



一応の話としては完結という形なんだろうかな
もう少し話しが膨らんで面白くなるんじゃないかと思ったけど
あまり、ダラダラ続けると面白味が欠けてしまいそうだし
二人の結末も一応は見えたから、これで良いんだろうな〜
古書を巡っての、ストーリ展開は、あいも変らずの上手さ
逆に万人が知ってる人物達の古書で
よく、ここまで話を膨らませれるものですわ
本筋は終わりらしいが
主人公の一人称視点でしか書けなかった話しじゃなくて
他の登場人物視点でのスピンオフとかも用意されているようなので
もう少し古書に纏わり話しは続きそうです
それはそれで楽しみかな