バチカンと探偵

ここ最近、仕事でハマリは喰らうのだが忙しいというわけではなく
むしろハマリを喰らったおかげで、やる事が少なくなり
仕事中にも拘らず、本を無茶苦茶読める時間が多かったww
ということで、最近読んだ本は


・ 眠れないほどおもしろい「聖書」の謎
・ バチカン奇跡調査官1〜4巻 (副題は別にあり)
・ ススキノ探偵シリーズ1、2 短編集1


眠れないほどのは、聖書の初歩的な疑問を判りやすく解説してくれている本で
何故、新旧の聖書があることから始まり
聖書にまつわるミステリアスな部分までを教えてくれて
基礎的な知識を付けるには、ちょうど良い一冊かもしれません


バチカン奇跡は、ちょうど聖書の謎の本を読んだ後に
偶然本屋で目に留まった一冊で何かの縁と思い読んでみると
意外と重厚なミステリー作品でした
バチカンに勤める二人の神父
一人は天才的な科学者と、もう一人は古文書や暗号解読のエキスパート
この二人がバチカンにある、とある部署に報告されてくる奇跡を調査し
奇跡なのかそうでないのかを調べてくるというのが仕事なのだが
何故か現地に向かうと必ず事件が起こる(そうでなければストーリーが成り立たないんだがw)
その事件を緻密な内容で説いていくという話しです
ですが、そういう謎解きで良いの?と思わせる場面が何度か出てきて
読み手にはちょっと疑問符が出てしまうシリーズですね
推理小説としては面白いのですが、途中で犯人が判ってしまうというのもいただけないかな〜


ススキノ探偵シリーズは
今度公開される映画「探偵はBARにいる」の予告を見て
面白そうだな〜と思い、購入して読んでみたんだけど
話しが、回りくどすぎるwwww
もう少し軽快に読める文章で書いてほしいぐらいです
一人称で物語が進んでいくので物語には入りやすいんだけど
時々入る、主人公の、くど過ぎる説明、脈略の無い愚痴みたいなものはいらないよな〜
でも、話しとしては面白い展開に持っていたりするから嫌いではないです
とりあえず、まだ読破していないのがシリーズモノとして数冊出てるので
それは読破しようかと思っています
悪くは無い内容なんだけど、本を読んでると
どことなく松田勇作が出ていた「探偵物語」のイメージが漂ってくるから
もしかすると、「俺」役の大泉はハズレだったかもしれないな〜
こればっかりは映画の方を見てみないと何とも言えないけど
たぶんしっくりと来ないだろうな〜〜〜〜