唐入り




内容紹介
光秀の末裔がついに明かす衝撃の真実!!

名門・土岐明智氏の行く末に危機感を抱いていた光秀。
信長の四国征伐がさらに彼を追いこんでゆく。
ところが、絶望する光秀の前に、天才・信長自身が張りめぐらした策謀が、千載一遇のチャンスを与えた!
なぜ光秀は信長を討ったのか。背後に隠された驚くべき状況と、すべてを操る男の存在とは! ?
新事実をもとに日本史最大のクーデターの真実に迫る、壮大な歴史捜査ドキュメント!



紹介文に光秀の末裔と書かれてるけど
本書を読んでみると、「土岐明智家の末裔」だと解釈出来たんですが違うかな?
一応、光秀の嫡男達も落ち延びているようだから、光秀の末裔なんだろうか?
ま〜、そんなところは良いとして、内容的には面白いです
定説とされている、本能寺の変が起こった理由(光秀が虐げられていた、とかね)は
本当は違ったんじゃねえの?という考えの下で
いろいろな参考文献などを漁りまくって、真実的には、これが正しいのかもね?という
仮説を打ち立てた本です
個人的には、本書に書かれていることが真実に近いような気もしますが
歴史ですのでね、当人達がいるわけではないので真実に辿り着けるわけじゃないですわ
ただ本書を読んで、びっくりしたのが、信長が朝鮮出兵を考えていたことと
意外と家康とは敵対関係に近い間柄だったんだな〜ということ
そして、秀吉も家康、さらに細川家も強かで
役者が光秀よりも、一枚も二枚も上手だったな〜ということですな