続巷説



内容(「BOOK」データベースより)
無類の不思議話好きの山岡百介は、殺しても殺しても生き返るという極悪人の噂を聞く。その男は、斬首される度に蘇り、今、三度目のお仕置きを受けたというのだ。ふとした好奇心から、男の生首が晒されている刑場へ出かけた百介は、山猫廻しのおぎんと出会う。おぎんは、生首を見つめ、「まだ生きるつもりかえ」とつぶやくのだが…。狐者異、野鉄砲、飛縁魔―闇にびっしり蔓延る愚かで哀しい人間の悪業は、奴らの妖怪からくりで裁くほかない―。小悪党・御行の又市一味の仕掛けがますます冴え渡る、奇想と哀切のあやかし絵巻、第二弾。




巷説百物語の続編ですが、続編というにはちょっと時系列が混乱します
一作目の巷説を読んでいれば
あ〜、この話しは前作のあの話の後の出来事なのかと理解できるでしょう
ただ後半の話しになると、ちょっと重い話しになってきて
読む方にもちょっと考えさせる部分が出てきます
京極堂シリーズの時にも思ったのだが、この作者の頭の中はどうなってるんだろう?
前作と今作を掛け合わせていかないと全体像が見えてこないって
どういう物語の構成をしてるんだよw