読後



内容(「BOOK」データベースより)
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。





内容(「BOOK」データベースより)
不思議な犬たちと出会ってから、その身に異変が起きていたヴァン。何者かに攫われたユナを追うヴァンは、謎の病の背後にいた思いがけない存在と向き合うことになる。同じ頃、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが、愛する人々を守るため、この地に生きる人々を救うために選んだ道は―!?



上下巻合わせると1200ページほどのボリュームながら
厭きさせることのない展開
二人の主人公が上巻では別々に行動してるのだが
下巻において遭遇して物語は確信へと向かう手法
作者独自の世界観が織り成すファンタジーの世界
やはり、この人が書く本は面白い
登場人物が生き生きとしてるんだけど、特に今回目を引いた登場人物が
主人公じゃなくて、幼女の「ユナ」
この児の台詞と仕草を想像するだけでも
あ〜、幼い子はこういう事するよな〜と思えて頬が緩んでしまうw
終わり方がちょっと期待ハズレなような気もしたけど
続きを書いてくれるものだろうと信じて待ちましょう