本屋?



内容(「BOOK」データベースより)
古今東西の書物が集う墓場。移ろい行く時代の中で迷える者達。誰かが“探書”に訪れる時、一冊の虚は実になる。



不思議な物語です
明治維新後、文明開化の波は文学の世界でも行われていたようで
その波に抗うべきか乗るべきか、はたまた、どう対処すればいいのだ?と悩み人が
弔堂という古本屋を訪れ、そこの店主と問答を交わしながら
流れ行く方向を見つけていくというような御話し
その悩み人が後の文豪だったりするから、ホントかいなソウカイナ?
ま〜、フィクションですし、それはそれで面白いから由ということでw
ただ京極堂シリーズや巷説シリーズみたいなものをちょっと期待してたから
ガッカリ感はあったけど、読み進めていくうちに不思議と面白くなって
最後の方には、ちょっとだけ作者のサービスみたいなものがあって面白い本ではありました