翔ける




内容(「BOOK」データベースより)
天文一九年(一五五〇年)夏、武田の信濃への侵攻はますます激しくなっていた。中信濃を舞台に、村上、小笠原、遠藤を中心とした信濃勢と、武田晴信の最後の戦いの火蓋が、ついに切って落とされる。真田幸隆、仁科盛明など名だたる豪将がせめぎ合うなか、石堂一徹は、再び天下という夢に向かって動きだす―大人気シリーズ、ついに完結!



いよいよ合戦屋シリーズの最終巻
脇役の登場人物には実在した人物達を置き
主要キャラには架空の人物達をおいたこの作品
さて史実とどうやって刷り合せていくのか
いや〜、面白かった
そう終わらせるか、というオチの付けかた
たしかに、こう終わらせれば架空の人物達は消えていき
実在の人物達は、ちゃんと歴史に残っていく
合戦シーンもなかなか面白く
一徹の戦略と視野の広さには驚かされるばかりで
実際の有名武将達って、こういう視野や戦略の広さを持っていたんだろうな〜と思う
なかなか面白い終わり方で面白い話でした