春に帰る

東 直己著 「旧友は春に帰る」を読み終えました

今回は第1巻に出てきたモンローが年老いて北海道に帰ってきます
主人公が1巻から25年、歳を取ってるのですから
当然モンローも年老いて帰ってきます
そして慌しく物語が始まり進行していく
珍しく、終わり方がスッキリとしていたのですが
でも寂しさが漂う終わり方でした
話しの展開も、二転三転してオチの付け方も面白かったですよ






内容(「BOOK」データベースより)
「…ただ、お願い。助けて」突然送られてきたモンローからのメッセージは、“俺”の眠気を覚ますのに充分なものだった。どうしても事情を話そうとしない彼女を夕張のホテルから助け出し、無事に本州へと逃がしてやった直後から、“俺”の周りを怪しげな輩がうろつき始める。正体不明のトラブルに巻き込まれ、地元やくざに追われるはめになった“俺”は、ひとり調査を開始するが…旧友との再会、そして別れが哀切を誘う感動作。