心霊探偵

心霊探偵八雲(文庫版)」を読み終えました
以前から気になっていて、読む気はあったのですが
単行本で発刊されていた為に、ちょっと躊躇してたのですなぁ〜
それが、このたび文庫本で発刊されたので即購入
現在まで発刊されてる3巻までを一気に読破
読破までの日数が9日間
久しぶりに、アホなペースで読んだwww
まっ、このアホなペースで読めたのも読みやすい物語の展開だったせいでしょう
題名の通り、この本は探偵物で推理小説です
物語りは大学生の八雲が、自分の異質な体質を利用して
事件を推理して解決に向かっていくというものです
この異質な体質というのが、八雲は「幽霊が見えてしまう」という体質です
その幽霊が見えることによって
幽霊が何を訴え、どうすれば幽霊の訴えを叶えてあげれるのか
という観点から、さまざまな生存してる人に話しを聞き
そして、その幽霊が出会った事件の真相に辿り着く、というのが
一連の物語りの大筋です
1巻目は、3作品の短編小説
2巻目は、幼女連続殺人事件が主線ながらも黒魔術が入ってる?的な内容
3巻目は、飛び降り自殺した女性の真実を探っていく内容、で
どれも一巻完結型で、どれから読んでも楽しめますが
時間系列で行くと、やはり一巻目から読むことをお勧めします


さて今後は一巻目で、とことん人間不信だった八雲が
段々と、その人間不信も氷解していくというのも
今後の楽しみですが
最初の方ではトラブルメーカーだった同じ大学の女性が
3巻目あたりでは助手的な位置に立つようになり
その後は、どういう位置に立つようになるのか
これも今後の楽しみではあります
推理物は最初の段階が長すぎて読むペースが遅くなるのですが
これは、わりとサクサクと読めましたな
暇潰しの一冊には丁度良いかもしれませんね