ガソリン

暫定税率撤廃により、1日のガソリンスタンドは大盛況
知り合いでも何人かガソリンを入れに行った人がいるらしく
安くなったことを喜んでるけど、そんなに嬉しいことなの?
ちょっとだけ計算してみるけど
普通乗用車で、だいたい満タンだと50リッターと仮定してみようか
税率撤廃前と撤廃後では、単価にすると大体20円の差額(セルフスタンドの場合)
ということは、前後では1000円ぐらいの差があるわけですな
たしかに、これだけを見てみると1000円の差ってのはデカイよなー
と、考えてしまうわけだけど、
【月に何回入れるんだろう?】と角度を変えてみてみると
大体の一般家庭で通勤のみの運転ならば月にすると2回から3回
あまり乗らない人だと月に1回ぐらいで充分だという人もいる
そう考えて計算してみると
週1の給油ならば、月額4000、年間に換算すると4万8千円
これならばたしかに、金額がデカイだけに撤廃の恩恵に与れる
3万円超えれば撤廃の恩恵があると考えてみると
それ以下の月1,2回程度の給油ならば恩恵なんてあってないようなもの
それならば車に乗っての移動を控えて
公共の交通機関を使えば撤廃前後の差額なんて
すぐに穴埋めできるんじゃないの?
それなのに、喜んでるのは車があまり必要でも無い都市圏の人達
不思議な光景だねー
道路は必要無いという人の声も多いけど
確かに【作る】という観点での【道路】というものは必要は無いです
でも【整備】という観点での【道路】は必要なのですな
税率撤廃により、この道路整備というものが遅くなる
もしくは出来なくなる可能性が出てきました
雪国などでは、冬場になると除雪が必要になります
道路整備費が捻出しづらくなると、この除雪事体も回数を少なくしないといけなくなる
そうすると、また交通障害の元となり交通事故も多発しかねない
おまけに行政への苦情電話も殺到しかねない
いま喜んでる人達、今度の冬は、今まで以上の運転技術が必要になるかもよ?w



そして、民主党!!!(ココから声を大にして言いたい)
なにやら「大改革の一歩」だの
政府が悪いだのと文句を言っては、自分達が勝ち誇ったようなことを言ってるが
一度も議論の場に立たなかった
お前達が偉そうなこと言ってるんじゃねえぞ!!!
自分達の要求は廃案のみって、そんなものは対案でもなんでもないぞ!
与党は、歩み寄りに歩み寄りを出してきたのに対して
お前達の行動はなんだ!!子供がダダこねてるだけにしか見えないぞ!
しかも、暫定税率一般財源化するという譲歩案まで出したのに
それすらも嫌だと言うならば、ちゃんとした対案を出せ!
税率撤廃による減収の穴埋め分をどうやって出すんだ!?
もしくは減収になっても国の運営ができるならば
それの説明をちゃんとしろ!それすらも出来ないならば机上の空論にしかならん!
次回の衆院選は、ちゃんとした目で政党というものを見極めて投票しないと
本当に、この国おかしくなっていくぞ