双六


内容(「BOOK」データベースより)

江戸郊外のとある廃屋に、いつのまにやら棲みついていた1匹の妖怪、豆腐小僧。豆腐を載せた盆を持ち、ただ立ちつくすだけの妖怪である自分は、豆腐を落としたとき、ただの小僧になるのか、はたまた消えてしまうのか―。思い悩んだ小僧は、自らの存在理由を求めて旅に出る!軽快な講談調で、小僧が出会う鳴屋や死に神、鬼火との会話の中から現れてくる妖怪論。妖怪とは、いったい何なのか?妖怪入門としても必読の痛快作。


妖怪というのは何ぞや?
そういうのを考えるには丁度いい本ですかね
結局、妖怪というのは、そこに居るけど、そこに居ない
そういう現象であり、そういう概念なんだろうな〜
読み終えた率直の感想がそれでしたね
今でこそ科学によって現象を説明する為の言葉が増えたおかげで
この現象は、こういう事なんだよ、と説明が付くけども
昔はそういうわけもいかずに、このような妖怪達を喩えることによって
説明してたんだろうね
だから妖怪というのは、居たのであって居ないというのが成り立っていたのだろう



しっかし読み終えるのに時間が掛かった一冊だったな〜w
説明してる部分が多いから、物語に感情移入し難くて
読みが進まない事、進まない事w
オマケに、読み終えたは良いけど、やっとスタートラインかよ!!ww
というオチまで用意してるものだから
次を探して読まないといけないという・・・もうねw
他にも読まなきゃいけない本があるのに、どうしてくれるのよwww