足元の下には・・・




内容(「BOOK」データベースより)
北海道・旭川の冬は長い。僕、正太郎と、骨を偏愛するお嬢様・櫻子さんは、雪が降る前に森でフィールドワークをすることに。成り行きで、担任の残念イケメン・磯崎先生も一緒に、森へ入った僕たち。そこに、先生のかつての教え子が行方不明だという報せが届く。しかも彼女の親友も、数年前に失踪していて…(「蝶は十一月に消えた」)。そこに骨がある限り、謎を解かずにいられない、博識ヒロイン櫻子さんの大人気ミステリ!



シリーズ4巻目、晩秋の旭川が舞台
住んでいただけに、ちょっとの描写で、あ〜あの地域のあの店あたりだなってのが判る
今回の話し、前回ちょっと気になっていた
主人公の一人で語り部役である男子の考え方が
いまどきの男の子なのか、中二病の男なのか
ちょっと腹立たしい部分があったけど今回はそれが無くなっていて読みやすく語っています
今回の話しの中では、第二章(この本では「第二骨」)が語り部が少年でなく
少年の同級生の女の子が語り部をやってる話しが新鮮であり
温か味のある話で面白かったですね
だんだん櫻子さんの家族の隠れていた部分が出てきて
そして何やら怪しい雰囲気が漂いだした今回の話し
さて次巻以降どうやって動いていくのでしょうか?