1911



映画「ラストエンペラー」が清王朝側視点の映画だとすれば
こちらは民衆側視点の映画
清王朝崩壊のキッカケとなった辛亥革命
その反政府側を主体においた作品です
ジャッキーチェンが出演してるのにカンフーアクションは皆無で
最後にちょっとだけ(しかも2,3分程度)あるだけで
話しのほとんどは銃器を使ったドンパチでした
これを見て、国の有様が変わる時は
先導者や若者が国の先行きを不安視して立ち上がるんだよな〜
時には人が生き死にしたりするけど
それは目的を持っての行動で、致し方無い部分なのかもしれないけどね
中近東方面で起こっていた革命も似たようなものだわな


辛亥革命もそうだったが、日本だって大政奉還が成り立つまでには
あちらこちらで若者達が先行きを不安視して立ち上がった
今の日本はどうなんだろうね?
先行きを不安視してるわりには若者達は無気力で行動を起こそうとしない
口は達者だけで空威張り
これじゃ〜 国は衰退していくだけじゃないだろうか?
そんなことを最後の方で感じた作品でした



ただ今の中国が、孫文の意思を継いでるとは微塵を思えないけどねw
結局、清王朝時代の似たような頃に戻ってるのじゃないだろうか?