壊し屋と魔界都市と未来都市

中古本屋でクラッシャージョーシリーズ(高千穂遥著)の
現状においての最新刊「ワームウッドの幻獣」
新書本で、魔界都市<新宿>「騙し屋ジョニー」(菊池秀行著)
DVDで「EX MACHINA エクスマキナ」を見ました


最初、数年ぶり、というかほぼ10年以上ぶりに読んだ
クラッシャージョーシリーズですが
話しの内容は面白いし典型的なスペースオペラだな〜と思えるのだが
やはり時代的な流れなんでしょうね
ところどころに時代の古さを感じざるを得ないところがありました
でも昔ながら、この作者が好きで読んでる人には
何ら問題が無いような話しの内容です
ただ今回の話しは、主人公達、暴れ足りてないんじゃないか?w


次に「騙し屋ジョニー」ですが
これまた、相当な年数が経っての久しぶりの本家とも言える
魔界都市<新宿>シリーズの最新刊です
魔界都市のシリーズは数十種類あれど
十六夜京也が主人公のジュブナイル版が本家でしょう
ただ作者が、自分の趣向に合わないという理由で
あまり(というか全く)発表はされていませんけどねw
ただ今日存在してる、魔界都市関連の本は
この魔界都市<新宿>が刊行されなければ存在してなかったわけです
さて今作の十六夜京也君ですが、もしかして不良化が進んでる?w
騙し屋ジョニーと呼ばれてる人が、十六夜京也の名を騙り結婚詐欺を働き
それを探していくということから話しは始まるのですが
それが最後には、テロ騒ぎにまで発展していくというのも凄いけど
オチ付け方が、やはり魔界都市の終わり方だよね〜という感じです
しかし、ソノラマ文庫が廃刊になって、同じ出版会社で出ていた
十六夜京也版、魔界都市やバンパイアハンターD、トレジャーハンターシリーズは
もう読めないだろうなと危惧していたけど
「ソノラマノベルズ」として復活してたんですね
版権は移ってるみたいですけど、読めればそんなのこっちには関係ないことだし
古くから読んできた人間としては嬉しいですね(^^


エクスマキナ
全編、フルCGで描かれてる長編映画です
話しの内容と舞台ですが、前作「アップルシード」から数年後の舞台なのでしょう
監督は、ハリウッド映画で有名な、ジョン・ウー
CGとはいえ、ガンアクションや格闘シーンは格別なもので
見ていても爽快感があります
こういうシーンを見ると、やはりジョン・ウーだな〜と思えます
ただやはりCGで描いてるせいか、人物の部分が周りとの背景と組み合わされると
違和感が出てしまいますね
これは、どのCGアニメを見ても思うのですが仕方の無い部分なのでしょうかね?
有機物と無機物を上手く描き分けれるようになると
かなり違った物が描けれるようになると思うんだけど
現段階では、ここが限界なんでしょうね
しかし、攻殻機動隊もそうだし、このアップルシードエクスマキナ」もそうなんだが
主人公の女性は、なぜ軍隊上がりなんだ?ww